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服部正 (構造エンジニア) : ウィキペディア日本語版
服部正 (構造エンジニア)[はっとり まこと]
服部 正(はっとり まこと、1926年8月7日 - 1983年)は、日本の建築構造エンジニア工学研究者。建築物の構造計算にコンピュータを日本で初めて導入した。また、大学の研究を構造設計事務所技術コンサルタントとして企業した人物。工学博士。東京生まれ。
1951年東京工業大学建築学科卒業。谷口忠教授のもとで建築構造解析を専攻する。 卒業後は日本電信電話公社建築局に就職。その後東京工業大学に戻り助手。アメリカ・イリノイ大学留学を経て、1956年、服部正構造計画研究所を設立。同研究所は1959年には株式会社構造計画研究所に改称。
1961年から、真空管式電子計算機IBM1620を導入、モジュール・プログラミングという手法を独自に編み出し、コンピュータによる構造解析を受託開始。以降は構造解析用言語を開発。1966年、坂倉準三らと高速道路料金ゲートなど高速道路諸施設を手がける。1975年、藤本盛久須藤福三らと日本建築学会に電子計算機利用懇談会を発足させる。同懇談会は1978年に電子計算機利用委員会へと発展した。
著書に、コンピューターによる構造数値解析法(建築構造学大系 8、彰国社)、システム建築論 : 建築における情報システム(現代の建築論、主集建築論. 建築雑誌 1972年7月. 社団法人日本建築学会)、構造設計プログラミング入門 (1969年) 、など。
== 参考文献 ==

* 新建築1968年5月号 構造計画ノート/Information Retrieval 服部正 建築生産の近代化ノート
* 『いつでも夢を』富野 壽 文藝春秋




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「服部正 (構造エンジニア)」の詳細全文を読む



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